「このコースを攻略したいと、10年くらい思ってきた。来年も楽しみ!」。惜敗した石川遼が語る宍戸ヒルズカントリークラブ
惜しくもプレーオフで敗れた石川遼選手ですが、ホールアウト後の囲み取材で宍戸ヒルズカントリークラブについてコメントしました。その一部を紹介します。
▼今週を振り返って
このコースは自分にとってはすごく難しく感じてきていましたし、今週もすごい難しいなと思いながらやっていました。しっかりと自分のゴルフというか技術を積み重ねてきていることを信じて今週はプレーをして、こういった難しいコースでも優勝争いをすることができると自分に対しても証明できました。
ここより難しく感じるコースはなかなかないので、もしかしたら来週(全米オープン)のコースがそうなのかもしれないんですけど、(来週は)すごく楽しみですし、今週は結果以上にというか収穫がすごくあった1週間でした。
▼昨年とのコースとの向き合い方の違い
やはり景色だったりコースの狭さだったり、何となく難しい、何となく立っていて気持ち悪いみたいなのが今まではあったのですが、それが何なのかが少しずつ解明できた1週間でした。去年までとは全然違うし、まだまだこのコースから得られることは多そうだなと思うので、来年のこの大会も非常に楽しみですね。
▼コースが成長をさせてくれた?
このコースをうまく攻略したいというのは、ずっと10年くらい思ってきていて、そこを本当にしらみつぶしに悪いところを潰していっているような感じですね。悪くなる理由みたいなところを潰していって、いろいろと細かく分析していくしかなかったという感じです。
あとはドライバーのいいシャフトに出会えたというのもありますけど、それもきっかけでより自分のスイングを信じられるようになりました。自分にとってはこのコースは1番から難しいなと思いながらやっているので、18ホール全てが難しいんです。ただ、他の選手からすると前半がチャンスなんですが、そこで今まで置いていかれていたので、その前半のホールで今年はかなり(バーディが)取れていた内容というのは、やっぱりドライバーが大きいと感じています。