昨年のBMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ。

宍戸ヒルズで20回連続開催
今季初の男子メジャーの見どころは!?

今年は例年以上に多くのギャラリーが会場に詰めかけている男子ツアー。
魅力的な若手の活躍がファンを引きつけています。

今年初の男子メジャーとなる「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」が、今年も宍戸ヒルズカントリークラブ(西コース)で開催されます。

宍戸ヒルズで20回連続開催となる今年はどんな展開になるのか? 見どころを解説します。

河本、蟬川、中島など注目の若手が揃って出場!

例年以上に多くのギャラリーが会場に詰めかけている今季の国内男子ツアー。人気の理由の一つは若手選手の台頭です。

昨年のルーキーイヤーに2勝をあげたヒルズゴルフトミーアカデミー出身の河本力、今年の4月にプロ初勝利を挙げた蟬川泰果、世界アマチュアランキングNo1で昨年9月にプロ転向した中島啓太など。注目若手が今季初の国内メジャーに顔を揃えます。

賞金王経験者である石川遼、今平周吾など、ツアーの主力選手ももちろん出場。注目の若手が躍動するのか、それともベテランが意地を見せるのか。今年も宍戸ヒルズカントリークラブ(西コース)で激闘が繰り広げられます。


河本 力

2000年3月3日生。昨季のドライビングディスタンス315.74ヤードで2位に約13ヤードの差をつけて圧倒的な1位。中嶋常幸プロ主宰のヒルズゴルフトミーアカデミー出身。
©JGTO


蟬川泰果

2001年1月11日生。昨季アマとしての史上初のツアー2勝を達成して10月にプロ入り。目標とする選手は、名前の由来でもあるタイガー・ウッズ。
©JGTO


中島啓太

2000年6月24日生。アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権で松山英樹、金谷拓実に続く日本勢3人目の優勝を挙げ、2022年のマスターズに出場。
©JGTO

世界で活躍する選手を
育てるために
昨年同様今年もラフは短めに!

近年の海外メジャーのトーナメントのコースセッティングはコースの距離が長く、多くのハザードに対してチャレンジをしていく姿勢が必要となります。日本選手はハザードに向かってアグレッシブにいけない傾向があり、それが世界で活躍できない理由の一つだと言われています。

本大会では昨年からラフの長さを短く設定。ティーショットの狙い方の選択肢が増えるとともに、優勝するにはアグレッシブな攻め方が必要になります。世界基準でセッティングされたコースを、国内ツアーの主力選手たちはどのように攻めるのか?河本力、蟬川泰果などロングヒッターとしても知られる若手選手たちのマネジメント力とショット力にも注目が集まります。

優勝者は海外ツアーの
ビッグトーナメント2試合に出場

今年の優勝者にも昨年同様、欧州ツアーの「BMWインターナショナルオープン」、そして米国ツアーの「ZOZO チャンピオンシップ」の出場資格が与えられます。昨年優勝した比嘉一貴は、「BMWインターナショナルオープン」で10位。世界のツアーでも通用することを証明しました。

今年も優勝選手のその後の海外ツアーでの活躍が期待されます。

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