3日目、木下稜介が11アンダーで首位をキープ!「自分に負けずにプレーができた」
日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsの3日目、単独首位からスタートした木下稜介選手が5バーディ、1ボギーとスコアを4つ伸ばし、11アンダーで首位をキープしました。
「不安と緊張はもちろんあったが、その中でも思い通りのショットが多かったので自分に負けずにプレーできたと思う」とこの日を振り返った木下選手。明日についてはマスターズで優勝した松山英樹選手の最終日のプレーをあげて、「あの状況でも攻める姿勢を続けていたことは凄いと思った。トップでも攻める姿勢を忘れたらダメだと思うので、明日もずっとピンを攻め続けたいと思う」と話しました。
23歳の二人が、トップと4打差の7アンダー・2位タイにつけました。一人目は派手なガッツポーズでギャラリーの注目を集めた大岩龍一選手です。「コースがかなりタフなセッティングでピンポジションも難しくなると思うので、4打差といってもチャンスがない訳ではない」と明日は逆転優勝を狙います。
もう一人は古川雄大選手です。プロになって5試合目での優勝争いですが、「すごく楽しい。ゴルフをしていて良かった」とプレッシャーを楽しんでいる様子でした。「勝てたらもっと嬉しいと思うので明日も頑張る」と怖いもの知らずが優勝に向けて邁進します。
アマチュアの杉原大河選手も優勝争いに踏みとどまりました。7バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフながら4つスコアを伸ばし6アンダー・4位タイ。17番ホールの2打目ではベアグランドから186ヤードを8番アイアンでナイスオン。アマチュアとは思えないダイナミックなプレーで、ギャラリーやテレビ観戦中のファンを唸らせました。「明日はやるしかないので、自分のできる最大のプレーをして、その結果が一番良い結果になればいい」と最終日も自分のプレーに徹します。