数字で振り返る 2024年BMW日本ゴルフツアー選手権
森ビルカップ

21回連続で宍戸ヒルズCCにおいて開催されたBMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ。
手に汗握るプレーオフ決着となったトーナメントはもちろん、
土日に開催された「かさまスポーツ&フードフェス」も
大いに盛り上がり、例年以上の賑わいでした。今年の大会を数字で振り返ります。

ギャラリー数が4日間で2万人を突破

最終日に詰めかけた大ギャラリー

岩田寛選手と石川遼選手のプレーオフにまでもつれ込んだ最終日は、8,041人のギャラリーが会場に集結しました。初日は2,559人、2日目は2,403人と予選ラウンドでも平日にも関わらず多くのギャラリーが来場。また、土曜日の3日目は7,013人が来場し、4日間の通算ギャラリー数は20,016人となりました。2万人を超えるギャラリー数は本大会として11年ぶりの記録でした。

43歳の岩田寛選手が大会史上最年長優勝

大会史上最年長優勝を果たした岩田寛選手

本大会は24回中10人の初優勝者を輩出しており、若手が活躍することが多い大会でしたが今回優勝を果たした岩田寛選手は43歳。2010年に五十嵐雄二選手が達成した40歳での大会最年長優勝記録を3歳も上回りました。
この記録を聞いた岩田選手は、「最年長・・・そうなんですか。それ、わかります。ほんとにしんどいので。このコースは」と、苦笑を浮かべていました。

「かさまスポーツ&フードフェス」に8447人来場

「かさまスポーツ&フードフェス」の会場の様子

6月8日(土)、9日(日)の2日間、昨年も大好評だった「かさまスポーツ&フードフェス」を開催。8,447名が来場されました。
親子6人で来たというお母さんにこのイベントの感想を聞くと、「昨年も来て楽しかったので、祖父母と子供の3世代で今日は来ました。おじいちゃんはトーナメント観戦をして、子供たちのお目当てはボルダリングです。私も芝生の上でのんびりしていましたが、それぞれ好きなことが楽しめるのが良いですね」と感想を語ってくれました。

キッチンカーの売上が昨年に比べて2.6

購入するための列ができたキッチンカーが続出

「かさまスポーツ&フードフェス」のフードコーナーには、昨年より3店舗多い15店舗のキッチンカーが出店。お昼時には長蛇の列ができていました。土曜日の1日開催から今年は土日の2日開催になったこともあり、昨年と比べて2.6倍の売上を記録しました。

600名の地元・小学生が本大会を見学!

大会を見学中の地元小学生

練習日の6月4日(火)と大会初日の6日(木)、2日目の7日(金)、地元笠間市の小学校の学習活動の一環として社会学習見学が実施されました。参加したのは10校の計約600名の小学生。選手のティーショット、ドライビングレンジやパッティンググリーンでの練習風景、NHK放送センターなどを見学しました。ゴルフのプロ選手を間近で見ていただくことでゴルフへの興味や理解を深める機会とするとともに、トーナメント中継を行うテレビ局の仕事などの見学を通じて、広い視野での社会や職場について知っていただく機会となりました。

Par5で「2」のアルバトロスを記録

アルバトロスを達成した石坂友宏選手

大会初日、石坂友宏選手が6番ホール(588ヤード、Par5)でアルバトロスを達成しました!アルバトロスとは、パー(基準の打数)から数えて3打少なくそのホールを終了すること。残り257ヤードの第2打を3Wで打って直接カップイン。なお、アルバトロスは、Par3ホールにおけるホールインワンよりも難しく、その確率は100万分の1から200万分の1程度とも言われています。ジャパンゴルフツアーの1985年以降のデータでは、アルバトロス達成は49例しかなく、達成者は42名。石坂選手を含む7名が2度達成しています。

開催コースの宍戸ヒルズカントリークラブは今年50周年

メンバー専用スタンド

今年で21回連続開催となった「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の会場である宍戸ヒルズカントリークラブが今年で創立50周年となりました。この創立50周年を記念して、「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」にご来場のメンバーの皆さまには観戦券を2枚贈呈。さらに大会期間中は18番グリーンサイドのメンバー専用スタンドで観戦いただけることに加えて、「オリジナルメンバーズパス」、そして先着700名の方に、宍戸ヒルズ50周年ロゴ、ツアー選手権ロゴをあしらった「サーモスボトル」をプレゼントしました。

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