ラフが短くなっても例年どおり難しかった宍戸ヒルズ!初日はジェイ・チョイが6アンダーで単独トップ
BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップの初日が終了しました。6アンダーで単独トップに立ったのはツアー1勝のジェイ・チョイ選手。5アンダーの2位には21歳の平田憲聖選手がつけています。
1位と2位はノーボギーだったジェイ・チョイ選手と平田憲聖選手
「ノーボギーだったのが良かった。今シーズン、最初からずっとショットが良いんです」と話したのは6アンダーで単独トップに立ったジェイ・チョイ選手。「ラフに入ったのが出てきたり、ラッキーもあった」と初日を振り返りました。
1打差の5アンダーの2位につけたのは本大会初出場となる21歳の平田憲聖選手。「実力以上のプレーができた」と謙遜しつつも、「パターが良かった。パーパットが入ってくれた」とノーボギーだった初日を振り返りました。
好天にもかかわらずアンダーパー以上は昨年より少ない28人
例年よりラフが短くなった今年の大会。天候にも恵まれ初日はハイスコアの争いが予想されました。ところが一筋縄ではいかない宍戸ヒルズカントリークラブは今年も健在。バーディを奪えても、ボギー、ダブルボギーを出してしまう選手が多く、初日を終えてアンダーパー以上は28人。30人だった昨年初日のアンダーパーの人数よりも少なく、その点では今年の方が難しいという結果になりました。
星野陸也は3アンダーの6位タイ、昨年覇者・木下稜介は1アンダーの15位タイ
地元の茨城県笠間市出身で多くのギャラリーを引き連れた星野陸也選手が、3アンダーの6位タイと好スタートを切りました。びっくりするぐらいラフは今までより短くなったと言いながらも、「グリーンがこれだけ硬くて速いと、ラフから打てるけど警戒しますね」とグリーンが難しいと話していました。
昨年の覇者・木下稜介選手は1アンダーの15位タイで初日を終えました。「風のジャッジが後半うまくいかなくてチャンスが少なかったですが、ショートパットは入っていましたし、ティショットも安定していたので、我慢できたと思います」と初日を振り返りました。「初日はアンダーパーでまわれたので、連覇へ向けてまずまずのスタートが切れたと思います」と昨年に続く優勝に向けて2日目以降も邁進します。