連覇を狙う木下稜介選手にインタビュー「BMWとともに世界で活躍したい!BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップは勝つしかありません!」

前回大会で涙のツアー初優勝を飾った木下稜介選手。
昨シーズンは常に優勝争いに絡む活躍を見せ、賞金ランキングでは3位に入りました。
「世界で活躍できる選手になりたい」と全英オープンなど海外の試合にも積極的に出場。
さらに今年から本大会のタイトルスポンサーとなったBMWとも契約を結びました。
この成長著しい木下稜介選手にインタビュー。
連覇へ向けての思い、さらには今後の目標について聞きました。

BMWがタイトルスポンサーになった大会で勝ちたいという思いは誰よりも強い!

▼4月にBMWと契約しました。

BMWは知らない人がいないと思いますし、そういうロゴをつけて戦わせていただくということで、身が引き締まる思いがあります。このBMWのロゴとともに僕のことを覚えていただきたいですね。 この契約で世界に出て行きたいという思いがさらに強くなりました。また、BMWの社長とお話をさせていただきましたが、「世界に出て行って欲しい」という思いも感じました。

▼BMWは本大会のタイトルスポンサーになりました。

今年からタイトルスポンサーをしていただいて、優勝者は欧州ツアーの「BMWインターナショナルオープン」、そして米国ツアーの「ZOZO チャンピオンシップ」の出場資格が与えられますが、選手にとっては非常に魅力的だと思います。

▼本大会への思いを聞かせていただけますか?

昨年、プロになって8年でやっとこの大会で優勝ができました。そして今年、連覇を狙える大会が日本ゴルフツアー選手権です。しかも今年から、BMWが大会のタイトルスポンサーになり、僕のスポンサーになってくださいました。
今年のこの大会への思いは本当に誰よりも強いです。「勝ちたいなぁ〜」とかではなくて、「勝つしかない」という思いです。オフシーズンにいろいろと取り組んできた練習の成果を、この大会で発揮して連覇をしたいと思います。

▼BMWがタイトルスポンサーになって何が変わると思いますか?

BMWの車を試乗できるスペースがあったり、数多くのBMWの車を展示するそうです。日本の試合では他にはない試みで、ゴルフを知らなくても車好きの人にも興味を持っていただける大会になると思います。このような取り組みで、ゴルフトーナメントを初めて観戦に来てもらえたら僕ら選手にとってもありがたいことですね。今年のBMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップは一味も二味も魅力的になると思います。 昨年出場した全英オープンでは、ゴルフを全く知らない人々も観戦に来ていましたし、お祭りのような感じでした。ゴルフを知らない人々も「観戦に行こうぜ」という雰囲気がありました。今年はそういう感じになるのではないかと思っています。

ツアー初優勝を飾った大会であることに加え、自身が契約を結んだBMWがタイトルスポンサーとなった本大会で勝ちたい気持ちは誰よりも強いと話す木下稜介選手

マスターズの出場権を獲得するのが今季の目標。
将来は松山選手のようにPGAツアーで活躍したい

▼今季の目標について聞かせていただけますか?

前半は5月の全米プロゴルフ選手権でしっかり結果を出すことです。そしてBMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップで2連覇すること。前半戦の目標はまずこの2つですね。1年間の目標は年末に世界ランク50位以内に入ることです。今年マスターズに出られなかったのはすごく悔しかったので、世界ランク50位以内に入って来年のマスターズの出場権を獲得したいです。そして欧州ツアーと米国ツアーのQTにも挑戦したいです。

▼何故海外ツアーに行きたいのですか?

昨年、全英オープンとWGC(世界ゴルフ選手権)の試合に出て、レベルの差を痛感しました。海外メジャーや海外の大きな試合でやれる選手になるにはどうしたらいいかについてすごく考えたんですけど、やっぱり海外ツアーでやらないと絶対に上手くならないと思います。

▼海外ツアーと日本ツアーの差は具体的にどの辺ですか?

選手層です。技術的な差としては、海外ツアーの選手の方が飛距離がでるだけでなく、隙がないんです。一言で言うと全部上手い。風が強くなるなど条件が悪くなってもスコアを崩さない選手が本当に多いです。

▼木下選手も日本ツアーではパーオン率が2位などショットメーカーですよね。

日本ツアーではやれているかもしれないです。ただ、昨年この大会に優勝した後、自信を持って全英オープンに行きました。状態も良かったんですけど全く通用しなかったので、これはちょっとヤバイなと率直に思いました。ナイスプレーしても勝てないというレベルの差を感じました。

▼昨年の全英オープンでは日本人選手で唯一予選を通過しました。それでも全然ダメなのですか?

予選を通るのがやっとだったので。優勝やせめてトップ10を狙うという感じになれなかった自分がいました。そこでまず壁にあたって、自分としては焦りました。

▼海外ツアーに挑戦するために、今一番取り組んでいること何ですか?

飛距離で言うと身長が海外選手に比べると小さいので、伸ばすのは5ヤードかマックス10ヤードぐらいが限界かなと思っています。飛距離以外でも、ショットの精度、アプローチやパターが最強になれば、海外でも通用すると思うので、その辺を毎日取り組んでやっています。

▼将来の目標を聞かせていただけますか?

やっぱり松山選手みたいにPGAツアーでシードとって優勝目指してやりたいと思います。年齢的に今30歳ですけど、35歳が肉体的にも精神的にもピークかと思っているのであと5年でそこを目指せるようにやりたいなと思います。

将来は松山英樹選手のように米国ツアーで活躍したいと話す木下稜介選手

BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップでは、通常チケットだけでなく、BMWの豪華ホスピタリティが体験できる「BMW VIP」「BMW SPECIAL」のチケットをご用意。これらのチケットがあれば、「BMW OWNERS’ LOUNGE」内に特別展示される発売前の日本に上陸したばかりのフラッグシップモデル 「ニューBMW 7シリーズ」もチェックできる。チケットの詳細と購入はこちら。

https://www.jgtc.jp/2022/ticket/

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