家から会場まで10分。地元・茨城県笠間市在住の星野陸也選手が3日目を終えて11アンダーで単独トップ!
BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップの3日目、早朝に第2ラウンドの残りを行い、10時40分に第3ラウンドをスタートしました。第3ラウンドを首位と3打差の5アンダー・6位タイからスタートした星野陸也選手が6つスコアを伸ばして11アンダーでホールアウト。単独トップに立ちました。
第2ラウンドと第3ラウンドの間は自宅に戻り昼寝
4時頃に起床し、6時25分から第2ラウンドの残りホールをプレーした星野選手。「18番をボギーにしてしまい悔しい上がりだった」が、コースから車で10分の自宅に戻り、少し昼寝して第3ラウンドに備えたそうです。
「第3ラウンドは伸ばさなくてはと思っていたが、2番ホールのイーグルで波に乗れました」と幸先のよいスタート。「米国から帰国後は昨日まで体が動いていなかったが、今日は疲れがやっと取れてきてショットも良くなりました」と好調なゴルフで1イーグル、5バーディ、1ボギーと6つスコアを伸ばしました。
18番ホールのバーディで地元ギャラリーから大歓声
第3ラウンドの18番ホールでバーディを奪うと、地元笠間市のギャラリーから大歓声。11アンダーまでスコアを伸ばした星野選手はこの時点で首位タイに。地元での優勝向けて絶好の位置につけました。「笠間から来たよ、地元だよと声をかけて応援してくれるギャラリーがたくさんいた。明日もバーディをたくさんとって盛り上げていきたいです」と話した星野選手。「このコースでも良く練習させていただいていますし、自分にとって“すごい”地元。しかも勝てば、「BMWインターナショナルオープン」、「ZOZOチャンピオンシップ」、さらに賞金ランキングで全英オープンの出場も決まると思うので優勝したいです」と明日の最終日への決意を述べました。
ツアー2年目の飛ばし屋・岩﨑亜久竜選手が9アンダーで2位
第2ラウンドの途中からトップを走っていた岩﨑亜久竜選手。17番ホールをダブルボギーとしてしまい首位から陥落しましたが、トップと2打差の9アンダー・2位で最終日を迎えることになりました。
第3ラウンドに入り、「4番と8番でボギーを打って自信を失いセーフティーな攻めになっていた所、キャディの串田さんより流れは自分で引き寄せるものだからもうちょっと攻めていこう」と言われてから流れを引き寄せることができたと思います」とこの日を振り返った岩﨑選手。「最終日は(星野)陸也さんを追う立場なのでどんどん攻めてプレッシャーを与えたいです」と話しました。
8アンダーの3位には比嘉一貴選手、7アンダーの4位タイにはアンソニー・クウェイル選手、木村太一選手、平田憲聖選手がつけています。