攻めた選手にはご褒美を!2年ぶりの開催、コースの変わった点とコンディション
開幕直前の会見で発表されたグリーンコンディションはスティンプメーター13フィート、コンパクション24mm(最終日は23.5mm)でした。「今週のコンパクションは、フェアウェイからならロングアイアンで打っても5メートルくらいで止まってくれます」と話してくださったのは大会ツアーディレクターの田島創志プロ。距離が長くても良いショットを打てばしっかりバーディチャンスにつけられるので、「スピードと硬さは適正だった。これを毎年目指していきたいです」と語りました。
2年ぶりの大会となりましたが、大きな変更点は2つありました。一つは5番ホールのグリーンまわり。グリーン左側に木々が茂っていましたが今年の大会ではスッキリ。「奥もピンを切れるようになりましたし、ホールロケーションの幅が広がりありがたいです」と田島プロは話しました。
もう一つは8番ホール。「ティー前方の木を切り、フェアウェイ右サイドにセカンドカット(フェアウェイよりも長いがラフよりも短い芝)を新設しました」と、右サイドから攻めた選手にもご褒美を与えるようにしたそうです。
また、2日目の6月4日(金)は朝から1日雨が降りましたが、グリーンに水が溜まることもなく、一度も中断することなくプレー。「我々としたら脱帽ですし、日頃からメンテナンスをしっかり行っています。小細工ではあのグリーンはできないです。改めて宍戸ヒルズさんの管理能力には本当に感謝しています」と話しました。