【2日目速報】近藤智弘が9アンダーで単独トップ!時松隆光と金亨成が1打差で2位タイ!

「宍戸で一生分のバーディをとった気分」。9アンダーで単独トップに立った近藤智弘が、会見の冒頭でやや自嘲気味に話した。2013年から5年連続で予選落ちした苦手のコースで、8バーディ、2ボギー。「パッティングがすごく良い」と好調の理由を語った。
上写真:アンダーで単独トップに立った近藤智弘

昨シーズン、開幕前に発症した腰痛の影響もあって16年間守ってきた賞金シードを手放した近藤は、生涯獲得賞金25位以内の資格を行使して出場している。今季も5月中旬の日本プロでは腰痛のため棄権したが、その翌週の関西オープンから回復し、「今週は薬を飲まずにやれている」と体調は悪くない。苦手意識が強いコースで、「ティーショットはどきどきしながら打っている」とショットに不安を残すが、今週から変えたパターが好調でバーディを量産。「自分が苦手としている難しいコースで、スコアが出ているのは嬉しい」と、現在の結果には素直に喜んだ。週末は「全然期待していない」と無欲で決勝ラウンドに挑む。


首位と1打差の2位タイにつけた金亨成

金亨成(キムヒョンソン)とともに首位と1打差の2位タイにつけた時松隆光も、近藤と同じく宍戸が苦手。「予選を一度も通ったことがないので、予選通過を目標としていた」という。この日は「前半に我慢してパープレーで折り返せた甲斐があり、後半に伸ばせた」とバックナインでバーディを量産。9ホールで5バーディ、1ボギーと4つスコアを伸ばし、予選通過をクリアするどころか優勝争いに名乗りをあげた。初のメジャータイトルに向けては、「ここまで来たからにはもちろん狙いたいが、明日は自分のゴルフに徹して日曜日にチャンスがある位置でホールアウトしたい」と第3ラウンドの目標を語った。


初のメジャータイトルに向けてトップと1打差につけた時松隆光

7アンダー・4位タイに重永亜斗夢とジュビック・パグンサン、6アンダー・6位に武藤俊憲、さらに5アンダーの7位タイには6人が並んでおり、上位陣は混戦模様。なお、2日目を終えて2オーバーの59位タイまでが予選を通過した。

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