17番は右サイドのOBをなくすなど、より選手がアグレッシブに攻められるコースセッティグに!
5月31日に開幕する日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills。先日、報道関係者を招いたメディアデーが開催され、今年の大会のコースセッティングなどについての説明が行われた。
冒頭、日本ゴルフツアー機構(以下、「JGTO」)の青木功会長が挨拶。「グリーンも非常に良い仕上がり」と、現状のコースコンディションに太鼓判を押した。その後、中島和也ツアーディレクターと佐藤信人コースセッティングアドバイザーからセッティングについて具体的な説明があった。
大きな変更点は17番ホール(Par4)だ。昨年までOBだった右サイドを、ウォーターハザードに変更。さらに、セカンドショット地点のラフを例年よりも短くするという。「ティーショットをラフに入れた瞬間、サンドウエッジで池の手前にきざむしか選択肢しかないのがもったいない」と思っていたと佐藤信人コースセッティングアドバイザー。ラフに入れても選手が2打目でグリーンを狙うか狙わないかを選択できるようにして、「最終日に熾烈な争いになった時、選手が悩む場面がでてきたらいいと思います」と話した。
また、昨年同様4番ホール(Par4)では、331ヤードのティーも使用予定だ。「1オンが可能な距離のティーグラウンドにすることで、左側の池というリスクもあるけど(ワンオンという)報酬もあるという形をつくりたい」と中島和也ツアーディレクター。例年以上にエキサイティングなプレーが期待できそうだ。